FIRE最強の早期リタイア
著者はクリスティー・シェン&ブライス・リャン
最近よく見るようになってきたFIRE(FINACIAL INDEPENDENCE RETIRE EARLY)
早期経済的独立と訳するのでしょうか
こんな考え方があるのか!と思うのと同時に半信半疑な面がとても強かったですが、この本を読みながら少しそんな考えが和らいできました
何故なら著者の考えがとてもビビりだからです
ビビリにビビリを重ねてお金を守りながら、増やしていく、そしてある日FIREを達成していたという本です
貧しさを逆手に
本の前半は著者が子供の頃にいかに貧しい生活を送ってい方が書いてあります
そのマインドが投資のリスクへの恐怖となってより安全な投資を考えていくという流れが本の中で紹介されています
著者だけでなく、一般の人の多くは投資の怖さは=リスクへの恐怖ではないでしょうか
そのリスクをどうコントロールするのかということを本の中では細かく書いてあります
家族の支え
本を読み進めると、夫の言動が著者を支えて、それがFIREを成功へ導いたのだと思わせられる部分が各所に書かれています
自分の収入を「自分のもの」ではなく家族の財産と考える
将来は誰にも予測できません
そして、「〜恐慌」「〜ショック」の様な不況はいつか起きるものという歴史の学びの上に、自分と家族の将来を置いてみると、個人ではなく家族というチームで未来を目指すというのはとても大切なことだなと考えさせてくれます
この本はFIREを目指すという指南書の様な役割とは別に、夫婦や家族のあり方をみせてくれる本だなと感じました
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