みのパパの生徒さんには、色んなバックボーンを持ちつつレッスンに通われている方が多くいらっしゃいます
今日はそんな方々のお話
テノール歌手さん
プロの生徒さんで10年以上レッスンしているのかな?
元々は音大を出て勉強を続けていましたが、声がどんどんうまく出なくなって、みのパパのレッスンにいらっしゃいました
元々簡単に高い音も出る方だったのですが、それが出なくなってきて混乱中という状態
苦しんでいるところがレッスンのスタートだったので大変な時期を共有して今にいたります
今では立派な声で歌って、生徒さんも持つようになってもレッスンにきてくれています
持ち声の良さというのは才能だと思うのですが、才能は年齢と共に衰えていくとみのパパは思っています
でも努力して手に入れた技術は、メンテナンスをし続ければ、年齢と共に音色が変化しても、技術そのものが落ちることはありません
そんな歌手になってきています
アルト歌手さん
元々合唱団を長年経験されて、ソプラノを歌ってこられた生徒さん
今は立派なアルトの声で歌っていらっしゃいます
日本だと、高い音が出る人はソプラノみたいな傾向があり、ソプラノの方が上手みたいな印象さえある場合がある
そんなことはなく、それぞれが持つ楽器を活かした時にどんな声が出るかを大事にするべきというのがみのパパの考え
この生徒さんのレッスンを続けていく過程で、低い音域にいい声の部分が多いことに気づきアルトへの移行を勧めました
自分の声と向き合って自分らしい音をトレーニングしてほしいと思っています
実際、アルトの方が絶対人数が少ないですからプロの世界ではアルトの方が重宝されます
今は発声も安定感がまして、声が飛ぶようになりました
その上でレパートリーを増やしていけるようレッスンを続けています
たくさんの舞台を経験して、声だけではなく舞台人としてのスキルも上がってきた方なのでレッスンと舞台を両立して頑張って欲しいです
ソプラノ歌手さん
元は声優の勉強をしてたソプラノさん
表現力が優れているので、あとは声の基礎力をあげるということにレッスンの大半を使っています
時には表現について話し合ったり、声だけではない表現するための声という方向でもレッスンも行っています
やりたい表現をよりやりやすくするための声作り、と言ってもいいのかもしれません
役作りのために声を操作しすぎてしまう
そうなると、声そのものの表現する力を弱めてしまって、やりたい表現が遠のいてしまう
表現と発声というのは、勉強段階によっては、とても難しい課題です
でも、そこに真摯に取り組んでいる方なので、舞台にいると、いい意味でとても目立つようになってきました
自分を見つめる時間に
このように、みのパパの生徒さんは色んなバックボーンを持ってレッスンにいらっしゃっています
自分の声を育てる時間は、自分を見つめる時間と同じだと思っているので、今後もそんな時間を大切にできるレッスンを頑張っていきたいです
コメント