昨今の投資家が気になっていたのはアメリカの金利上昇だったと思うのですが、そこにプラスして現在ではロシアのウクライナ侵攻が世界経済の先行きをより不確かなものにしていると思っています
未来は誰にもわからない
これを大前提に考えていなければ投資はできません
株式投資は現在ではなく未来に投資するものだからです
だから、過去を学び、地政学リスクを考え、現在の動向に中止して未来を考える
特に長期投資家にとっては、より安定した企業に投資を行うのはとても重要なことです
ロシアのSWIFT排除を考える
「国際銀行間通信協会」のことで、世界中の銀行間の金融取引の仲介と実行を行っている団体です
欧米や日本はロシアをこのSWIFTから排除しようとしているのですが、このカードが白黒どちらに出るかやはり未来はわかりません
プーチン大統領になってからエネルギー資源等で経済を立て直し、支持率も上げてきたロシア
結果的にそのエネルギーを多く輸入してきたEUは今後どうなるのでしょう
現段階で石油関係は物凄い値上がりをしている状況は人々の生活を圧迫しています
ウクライナとロシアの協議が始まるというニュースがありましたが、まだ戦争が終わったわけではない
今後どのような方向にいくのかは常に注視する必要があると思います
そしてSWIFTからの排除は多かれ少なかれロシアに経済的なダメージを与えますが、その結果から起こり得る未来もまだ誰にもわかりません
世界中のリスク
ロシアのウクライナ侵攻が始まると北朝鮮がミサイルを発射しました
ロシアがウクライナに侵攻したことで中国と台湾の関係もより注視が必要になってきています
そしてここにきてドイツはウクライナに武器提供し、国防費をGDP比2%超へ方針転換するとの報道も
ウクライナ対ロシアのように見えて実は、NATO対親ロシア派の戦いではないでしょうか
本来の戦いがそこにあるなら、本質はウクライナだけが血を流す戦いではないはず
1994年、当時世界3位の規模の核兵器を「ブダペスト条約」でウクライナは放棄をしました
ウクライナ側は核兵器を破棄した代わりに他国からの安全保障を約束したと言っています
なのに、実際に有事が起きると自国だけでの防衛を余儀なくされています
国同士の約束事ですらどうなるかわからない現状
これはやはりリスクと考えるべきだと思います
みのパパ的にやること
おそらく今後、アメリカの金利上昇なども相まって株価の乱高下があるのではないかと思っています
そして日本でもどんどん物価が上昇しています
これまで同じく、無駄な出資は抑えつつ投資を行っていきますが、下がった時には購入し上がった時には大人しくポートフォリオをいじらずに節約を続けて投資の原資を貯めていこうと思っています
また人によっては現金の貯蓄を多くしておくのもリスク軽減になり得るでしょう
または、金利の上昇の場合は債券の価格が下がる傾向があるので、株よりリスクが低いと言われている債券を多く購入してリスクを分散するのも一つの考え方だと思います
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