本を読んでみる(4)

上馬キリスト教会の世界一ゆるい聖書入門

クラシック音楽を歌っていると、キリスト教の考えや歴史から離れることはできません

自分が信仰しているということではなく、作曲家自身であったり、彼らが生きていた時代、ヨーロッパという場所から始まったクラシック音楽は宗教と離れることはありません

当時の彼らにとって当たり前のようにある文化としての宗教が、少しでも理解できないと当時の音楽を歌うというのは不可能です

その意味で、声や音楽とは違う、学びが必要となります

これまで自分自身は多様な本を読んできました

絵から学ぶことも多かったのですが、それは後日紹介していこうと思っています

生徒達に伝える難しさ

自分が学んできたものを、生徒や指導している合唱団などに伝える際は、宗教のことはとても難しいものがあります

学んできたものの、専門家ではないですし、自分自身がキリスト教徒なわけでもない

そんな難しさは常に感じていましたが、その助けとなる本に出会いました

「上馬キリスト教会の世界一ゆるい聖書入門」です

一般的な聖書などを扱った本に比べると、ほんとにゆるいです

でも、理解しやすい

とにかく短い言葉とページ数での説明、難しいことは他の本に任せるというスタイル

読み物としてもとても面白い

イタリアで感じる美しい教会達

みのパパ家は、コロナ前は毎年イタリアに歌のレッスンに行っていました

合間に様々な場所を訪れるのですが、各地に大小含め、たくさんの教会があります

そしてその場所は静かで、涼しく、美しい

そして美術館のような宗教画達

彼らは当たり前のように、この絵画のシーンがどのようなシーンかを理解していますが、我々は知ろうとしないと理解できない

知ることで、理解できることが増える、それが音楽に活きてくればいい

そんな感じでしょうか

その意味でも、自分のこれまでの知識をより柔軟に生徒たちに伝えられる方法が増えたと思います

それに自分が知らない、キリストの使徒の話などもあったりして、学びの面もありました

この教会一度訪れてみたくなりました

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