熊本県に台湾の世界的半導体メーカー「TSMC」の工場が進出します
人材育成の急務を受けて最先端技術を使いこなす人材を高校で育成する取り組みがはじまっています
その取り組みは「マイスター・ハイスクール」と呼ばれています
マイスター・ハイスクール
(以下、文部科学省より引用)
第4次産業革命の進展、デジタルトランスフォーメーション、6次産業化等、産業構造や仕事内容は急速に変化しており、アフターコロナ社会においては、こうした変化が一層急激になることが予見される中、産業人材育成を担う専門高校においては、成長産業化を図る産業界と絶えず連動した職業人材育成システムの刷新・構築が喫緊の社会的要請になっています。
これに対応するため、職業教育を主とする学科を置く高等学校及び中等教育学校の後期課程等(以下「専門高校等」という。)と成長産業化に向けた革新を図る産業界等が一体・同期化し、地域の持続的な成長を牽引するための、絶えず進化する最先端の職業人材育成システムを構築し、成果モデルを示すことで、全国各地で地域特性を踏まえた取組を加速化させることを目指します。
上記趣旨の達成のため、専門高校等と産業界、地方公共団体が一体となって最先端の職業人材育成システムを構築するとともに、上記趣旨の達成に必要な専門高校等の職業人材育成にかかる教育課程等の改善に資する実証的資料を得るための研究開発(実践的な研究を含む。以下同じ。)を行う取組を「マイスター・ハイスクール事業」(以下、「本事業」という。)として認定し、その中核となる専門高校等をマイスター・ハイスクール(以下、「指定校」という。)に指定し、高校改革を推進する。
企業と学校の協力
熊本県では熊本県立八代工業高校がマイスター・ハイスクールの指定校となり、「構造計画研究所」「西武電設」「九州デジタルソリューションズ」「KIS」「熊本計算センター」「電盛社」という企業が教員と協力して、デジタル技術を使いこなす人材育成を行っています
そしてこの全体のコーディネートを企業側が行っているのがとてもいいなと思っています
年間約360時間、企業側の専門家による授業と企業研修などが行われているそう
産業界が人を育て、その若手が地元で活躍できる循環を作るというのがとても素敵です
そして、地元で世界的な企業の就職が目指せて、道が見えやすい環境というのも素敵な取り組みだと考えています
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