音楽と仕事の感覚
音大生って、音楽と仕事って感覚を持ちづらいのでは?と思っています
音大卒業している知り合い(一般職)は、音楽で仕事をするイメージがなかった、といいます
音楽で音楽を稼ぐ方法がわからないという知り合いもいます
でも、、
そりゃそうだよね
音大で教わることって、舞台の技術論の初期段階がほとんど
本当の勉強は卒業後からスタートなんだと思います
技術を学んだいる段階で仕事って言われても難しいと思います
でも生きていくためにはお金が必要
でも、音楽での仕事はない
だから裕福な家庭が音楽を続けていくのに有利になっていく
結果的にクラシック=お金持ちのやること
みたいなイメージがつきやすいんじゃないかなと思っています
でも、音楽大学の学費って一般の家庭からしたら凄い金額です
娯楽に使うような額じゃない
そこからさらに勉強するためにお金が必要なら、音楽とは違う勉強が必要
音大は学生に教えてあげてほしい
音楽家の専門家を養成したいならば、技術と並行して
「個人事業主」としてのメリット、デメリットをしっかりと教えてあげてほしい
「確定申告」の意味、記入方法を教えてあげてほしい
「青色」の確定申告もそのメリットや、方法を教えてあげてほしい
ファイナンシャル・プランナーの資格をとる講義などもあってほしい
技術だけ教えて、生きる方法は教えないのが音大では多い
音大が教えづらい何かがあるならレッスンの先生方が教えてあげてほしい
子供が減っていて、震災が多い日本、そしてコロナ
親だって収入がどうなるかわからない世の中で、生きていく方法を提示しづらい音楽の世界はリスクが高すぎる
世の中に何かあれば収入に直結するのが音楽家
そういうリスクをしっかりと教えてあげてほしい
メリット・デメリットを説明してそれでもやりたい人が音楽を目指す方がお互いのためにいいと思うのです
音楽の仕事って生き方
音楽を仕事にするなら、その人の生き方がとても重要
音楽の仕事にもっと多様性があっていいと思います
演奏に強い人を目指すことも方法の一つでしかないです
教えることに強い人を目指してもいいと思います
その知識を活用して、別ジャンルの人たちとの交流も有りだと思います
とにかく自分にあった方法を見つけることが音楽を仕事にできるし、音楽を長く続けられる方法だと思っています
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