音楽家とお金
みのパパは高校から音楽の専門教育が受けられる高校に行きました
そこから音楽大学、音楽大学大学院、研修所などを経験しているのですが、「音楽家とお金」に関する教育というのは全くと言っていいほど受けていません
芸術教育とお金の教育というのは、相容れないような感じがしますがみのパパ的にはとても大事な要素だと思っています
それは、音楽家であろうとも一人間であり生活があります
そして多くの音楽家は個人事業主です
基本的に全ての責任は自分にあります
大手の事務所に所属して仕事を頂いたり、税理士などがサポートしてくれる環境を整えられるならばいいのですが、それでも自分でのお金の勉強が十分でないと人生設計が難しくなっていくと思います
特殊技能や数学の難しい公式なんて必要ありません
ただ、そういう知識や感覚を磨いていくことを学び続けないと、芸術と個人の人生のバランスというのが難しくなっていくとは思っています
知識のための簿記
みのむし母はある頃から「金持ち父さんの〜」というタイトルの本を読み始めました
みのパパもそれを読んでみることにしたのですが、みのパパ的にとても重要なことが多く書かれている本でした
特に「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」という本は大きな衝撃を受けました
お金という観点から全ての職業を4つに分類することを書いた本なのですが、これを読むとなぜお金で苦労している音楽家が世の中に多いのかがよくわかります
そしてこの本でも多く登場しますし、多くのお金の知識の本や投資記事で出てくる「貸借対照表」「損益計算書」
これらについて知りたいと思った時に必要だったのが簿記でした
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まずは勇気
投資もそうですし、簿記もそう
ネガティブなイメージがあると中々一歩が踏み込めません
学校での5教科などの勉強というものが苦手を通り越して、拒否という感覚をもっていたみのパパにとって、簿記というものは始めるのにとてもハードルが高かったのですが、知りたい欲求がハードルを超えて今に至ります
投資もそう
1日中何台ものパソコンの前で画面に向かっているイメージですごい大金を手に入れたり、大損して「ざわざわざわ」なんて背景画が目に浮かぶイメージでした
でも自分にできる適正な金額で、長期運用を基本とし、リターンよりもリスクをより考えながら運用することを続けるとお金の知識も経済の流れもよく見えるようになります
何よりもニュースや政治、世の中のことに敏感になります
そして家計を見直すようなります
節約や家計屋のやりくりが上手くなって、余ったお金を貯蓄したり投資したり
投資を始めてまだネガティブな感覚になったことはありません
音楽家というのは今も将来もとても不安定な仕事です
世の中で大きな災害などが起きると、音楽家というのは突然多くの仕事がなくなることがあります
そして毎月の安定しない収入や将来の不安などと戦いながらの人生です
でもフリーランスや個人事業主になるということはそういうことなんだとも思っています
みのパパは自身は音楽家として生活を続けていく中で、お金の知識の必要さを肌身で実感したので、常に学んでいこうと思っていますが、是非音楽大学などでは若い学生等にフリーランスや個人事業主で生きて行くことを教えてあげてほしいと思っています
確定申告の書き方からでもいい
さらに興味が湧いてきた学生は簿記を学び、青色の確定申告の書き方を学んでいいでしょう
個人事業主にとって青色確定申告がどれだけの税金対策になるかは、知らなければわかりません
お金を守ること、増やすこと、稼ぐことなどフリーランスで生きていくために自分を守ることも芸術の学びとともに学んで行くと、より芸事を追求できる時間が安定して増えていくと思います
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