みのパパ流オペラの裾野の広げ方①

音楽

オペラ団体を作ってみた

みのパパは6年前にオペラ団体を作りました

①この団体は、会費を払っている人が活躍できる団体

②制作をたくさんやってくれる人が活躍できる団体

③音楽大学出身かどうかは関係ない

④年に2本の全幕作品と4〜6のオペラの抜粋公演やコンサートをやる

餅は餅屋

みのパパ的いいオペラ団体の定義の一つは「制作がしっかりしている・運営が健全」です

みのパパは音楽大学、大学院、研修所と通いましたが一度も、舞台運営や舞台に関わる金銭的なものは習ったことがありません

そんな我々よりも一般企業に勤めいてる方々の方が金銭的感覚、社会通念、などに強く各分野からのアドバイスがもらえるので、音楽家だけで固まった団体よりも多方面もたくさんの情報をもらえます

みのパパが始めた団体には有名な一般企業の経理や総務の方々がいたり、日商簿記2級以上の方々もいます

特にコロナ禍においては、一般企業のコロナ対策や、一般企業にお務めしている方々の考え方、補助金の申請など様々な場面で音大卒以外のメンバーの力に助けられました

いい歌い手さんに気持ちよく舞台で力を発揮してもらうためにも、「制作」については今後も大事にしていきたいと思っています

知らない=嫌い

オペラってなんのこっちゃ?的な人ってとっても多いと思っています

いい歌手を揃えて、いい公演をやれば裾野は広がるのか?

みのパパは違うと思っています

まずオペラって一般の人は知らないものです

オペラの前にクラシックってよくわかんない

こういう人の方が多数だと思っています

好き嫌いの前に知らない

そして、人は知らないものは「嫌い」という思考になりやすいと思っています

みのパパは、アマチュアのオペラ進出を多くの専門家が後押しするべきだと思っています

例えば、「野球」で考えるならば、メジャーと呼ばれる大リーグ、日本のプロ野球、女子プロ野球リーグ、社会人野球、独立リーグ、大学野球、甲子園、リトルリーグなど「野球」という分野の中で年齢・性別問わずその分野に参加できて、尚且つそれぞれの場所で人が輝いている

プロでもない甲子園があれだけ盛り上がるのは、プロにない違うものが人の心を動かすからだと思います

それは、少年野球やリトルリーグなどでも言えるでしょう

野球だけではなく「サッカー」や「バスケットボール」などにも言えます

音楽の世界で言うなら合唱、吹奏楽やオーケストラ、ピアノ、各種楽器などは年齢性別問わず各年齢層がそれぞれの分野に自分の生活と組み合わせながら活躍していますが、、オペラは?

音大を出たり、専門教育を受けないと、それなりの団体に所属しないとオペラはできない?

この雰囲気がオペラの裾野を狭くしていると思っています

全体の8割が台詞で2割が歌でもいい

でもオペラの世界観とオペラのストーリー、音楽を体験できる

そんな人たちが増えてくれたらと思っています

そして、オペラは聴くより歌う方が圧倒的に楽しいです

客席と舞台では楽しみ方が全然違うと言ってもいいです

知らないものを無理に教えようとしても裾野は広がりません

知らないものは=怖い=嫌いになりやすい、からです

なのでみのパパは、音大卒も一般企業で働きながらでも歌っている人を巻き込んでオペラをやった方が微々たるものですがオペラの裾野は広がると思って団体を作りました

オペラを「秘密の世界の芸術」としないで、裾野を広げるためには、お客様を増やすことと同じくらい、全世代・どの立場の人もが参加できる文化になっていくことが重要だと考えています

コメント

タイトルとURLをコピーしました