本音は賃貸派
2年前に一戸建てを購入しました
けど、基本的には自分が居住する場所は賃貸の方がいいと考えています
一番大きな理由は「未来は誰にもわからないから」です
隣にどんな人が住んでいるのか
どんな人が引っ越してくるのか
親の老後
子供の成長や就学
自分たちの未来
未来がわからない状態を生きるのだから「居住場所を変えられる方がリスクが軽減される」、これがみのパパの考え方です
音楽家用の賃貸
いわゆる音出し可の物件です
でもこの物件探しはとても大変なのです
理由はいくつかあるのですが
価格
基本的に音出し可の物件は、同じ間取りで、同じような条件の物件と比較しても高いです
一人暮らししている音大生の中には、音出し可の物件には住まず、一般の物件に住んで、練習は大学内にある練習室で行うという人もいます
みのパパが小金井市に居住するようになったのは、払えるだけの金額内で「音出し可物件」「声楽可」「グランドピアノ可」「レッスン可」「ファミリー物件」という賃貸を探していたら結果的に小金井市になった、というのが大きな理由です
場所と間取り
音出し可の物件の多くは音楽大学や音楽の専門コースなどがある教育期間がある駅周辺に建てられていることが多く、結果的に1Kや1Rが多いです
「ファミリー物件で音出し可物件」というのは、音出し可物件の中でも更に数が少ないので、探すのがとても大変です
その他の問題
音出し可の物件と言いつつも、よくよく調べないと「ピアノはOKだけど声楽不可」「金管楽器不可」など様々な条件があることがあります
ピアノOKだけど「グランドピアノ不可」なんて物件もあります
グランドピアノは床の補強が必要な場合も多いですから、物件の強度との兼ね合いもあるのだと思います
そして割と大きな問題になっていくのが、「レッスンはできない」という問題です
居住として賃貸契約していますからね、商業目的のレッスンはできないことがほとんどです
みのパパが借りた物件は、音楽家を相手に事業を展開している会社の物件でしたので理解もあり、4〜5人でしたらレッスンしてもいいですよと言われていました
一戸建て購入へ
このような音出し可物件の問題は「居住場所が変化できる方がリスクが軽減される」というみのパパの考えから遠いものになっていくということです
今の条件を超える物件を探すことの方がとても難しいのならリスクの軽減にはなりづらいということです
そんな考えを持ち始めてから数年後に一戸建てを購入し、その一室の床を補強し、防音工事を入れて24時間演奏できるグランドピアノが入る部屋を作りました
家の外にはほとんど音が漏れないので近隣にもご迷惑をかけないように仕事と練習ができています
みのむし母とは、我々が引退するであろう年齢までに
・音出し可の物件に住み続けた値段
・一般のマンションなどに引っ越して生徒のレッスンや自分の練習をスタジオを借りて行った時にかかる値段
などを計算してトータルで一戸建てを購入して防音室を作った方が割安という結論になり今に至ります
結果的にですが、お金よりも大事な「時間」の節約にもなっています
自宅で仕事や練習ができるので交通費や交通にかかる時間などを気にせずに行えるからです
まとめ
みのパパ自身は基本的には賃貸の方が人生のリスク軽減になると思っていますが、仕事やトータルにかかるお金を考えた時に一戸建てを購入するという選択が我々の場合はよりベターでした
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